ブルーベリー狩り
先日、友人の知りあいの畑で無農薬のブルーベリーが
人手が足らずに収穫できず無駄になってしまっている
という話を聞き、友人ご夫妻と4人でブルーベリー狩りに出かけました。
農作業の時間帯はいつも早く、早朝4時半に出発して
向かったのは阿波市土成の畑です。
背丈を少し超えるくらいの数十本のベリーの木には
上から下までたわわに実ったブルーベリーがたくさん。
まずは朝ご飯がわりに木から直接つまみ食いして
あまりの美味しさにびっくり!
色々な種類を混植することが栽培のコツだそうで
木によって早生、晩生、実の大小や味の違いなど色々ありました。
大粒で、濃い紺に白く粉をふいたような色の実が
どうやら甘くて美味しいようです。
そして6時から8時までひたすらに集めること2時間。
2人で集めたブルーベリーはなんと9㎏近く!
無農薬のブルーベリーなんて、都会の自然食品店で買ったら
ほんのちょっとでも、ものすごく高いのに・・・
「採る人がいなくて落ちてくだけだから」
前に梅狩りに行った時にも聞いた言葉です。
ほしい人たくさんいるのにね、もったいない。
届けたい、でも送料が高い。人手と販路がない。
本当に、どこでものドアがあったらなあ、と思います。
水と空気がきれいなこと、美しい海、川、山があること
そして、安全で新鮮で美味しい農産物があること。
田舎ならではの暮らしの豊かさは
そこにいるだけで身体が元気になっていくような豊かさです。
少し遠くても、足を延ばす価値のある自然が
徳島だけでなく日本中にあると思います。
一人でも多くの人に、その豊かさにふれてほしい
と、ブルーベリーアイスクリームを食べながら思うこの頃です。
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