水浴三昧
先月末から今月始め、関西から二人のお客様があり
近場の滝と川を巡り歩きました。
我が家へのお客様を是非お連れしたい一押しの滝は
車で10分の登り口から、歩いてさらに30分ほどの「雨乞いの滝」。
猛暑の昼間でも滝下の駐車場で車を降りれば別世界の涼しさです。
メインの二本の滝、雄滝・雌滝に至るまでの山道の脇には
青みを帯びた清流に大小いくつもの滝が連なっています。
そして頂上にある雄滝は、その雄大な姿に似合わず
滝を浴びると水のあたりはとても柔らかく、冷たさもさほどではないそうです。
山の懐に抱かれるような滝、水着で入ってみるのもおススメです。
また、迫力で圧巻だったのは那賀町の大釜の滝。
我が家からは車で約1時間、峠を一つ越えます。
滝つぼの深さはなんと15mとのこと。
飛沫をあげて落ちてくる壮大な滝と
滝つぼの澄んだ水の冷たくて美しいこと!
滝つぼまで下りて行って中で泳げるのも楽しい限りです。
そこから車で10分ほど、車道から眺めたのは大轟の滝。
日本離れした3段の滝はまさに絶景!
阿波の国は本当に滝の宝庫です。
その帰り道に立ち寄ったのは、四国一の清流といわれる穴吹川。
神山町の川が特産の青石の色で青みがかって見えるのに対して
穴吹川はどこまでも澄んだ透明でした。
そんな水浴三昧の日々ですっかり水遊び好きになり
最近は毎夕、家の前を流れる鮎喰川へ泳ぎに行っています。
神山移住の先輩に教えてもらった水浴のコツは午後の4時。
水温は一日で一番高く、日は傾いているので強い日差しを避ける日陰も十分。
そして日中に温まった日陰の岩に寝ころべば
川遊びで冷えた背中に心地よい温もりが・・・。
昼間の暑さでのぼせた身体から熱がすっと引いてゆき
朝晩は涼しい山あいのことで、夕方にちょっと水を浴びれば
さっきまでの暑さはどこへやら。
クーラーいらず、正しい日本の夏休み、という感じの毎日です。
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